オウムの平均寿命はどれくらい? "Revolver and Co デモ版" 【ゲーム雑記】
少し前に Revolver and Co のデモ版を遊んだ。
このゲームはGM48というゲームジャムで 48時間で作られたゲーム が元になっている。
itch.io のトップページでたまたま目に入って、キャラクターデザインが好みだったので見てみたが まさかのクイズゲームであった。
youtu.beRevolver and Co は"質問をする銃"を使ってロボットを退治する近未来クイズゲームだ
銃がしてくる質問はほとんどがトリビアで、記事タイトルにもある「オウムの平均寿命は?」というようなものばかり。プレイヤーはその答えの数字を想像して入力し、銃を発射する。
そしてプレイヤーの解答と実際の答えの誤差の分だけ弾薬を消費して次のステージに向かう。弾薬が0になってしまったらゲームオーバーだ。
…もしかしたら「ネ○リーグのパーセントバルーンじゃん」と思った人もいるかもしれない。確かに基本システムは全く同じなのだが、このゲームにはさらに様々な要素が足されている。
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なんでも武器にして戦える人材、いませんか? "Going Under" レビュー
2020年9月に発売されたインディーゲーム"Going Under"のレビュー
Going Underは、シアトルに拠点を置くインディーデベロッパー"Aggro Crab"が制作したダンジョンクローラー型アクションゲームだ。
ランダム生成のダンジョンをスキルやアイテムを拾いながら潜っていくローグライクに 繰り返し遊ぶことで基礎能力を強化する"ローグライト"の要素が足されている。
企業や現代社会を風刺した無駄にリアルな世界観と 丸々とした現代的なグラフィックが特徴的で、私が2020年に遊んだゲームの中では一番好きな作品だ。
発売からレビューするのが遅れてしまったが、2021年1月に大型アップデートが来ているので 今回はそれも含めて解説・レビューしていく。
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ANNO: MutationemにSCPは登場しない…"公式には"
サイバーパンクアクションアドベンチャー『ANNO: Mutationem』
この作品は大きな期待と注目を集めている。
ゲームとして面白そう、グラフィックが綺麗、そしてSCPが登場する…
……はずだった。
本作を未だに「SCPが出てくるゲーム」と認識されている人も多いだろう。
もちろんそういう触れ込みで話題になったし、事実として「例の巨大爬虫類」*1は上の最新PVにも登場している。
しかしながら、本作には「SCPは登場しない」
開発元であるThinkingStarsは 今年6月に行われた配信で
" 公式にはSCP 登場するという風にはしなくなりました。
ちょっと諸々、諸事情でですね。”
と明言した。
これについて、自分の中で少し思う所があったので 軽く考察したい。
もしかしたら今から書くことは ものすごく的外れかもしれないが、それでも今モヤっとしている部分を皆さんと共有しておきたい。それと、この記事は開発元に抗議するものではない。
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2015年の傑作は今遊ぶとどうなるのか "Downwell"【ゲーム雑記】
2015年に発売されたゲーム「Downwell」
これは Gamemaker:Studioを愛用するインディー開発者として、あるいはドキュメンタリー"Branching Paths"を視聴したファンとして、あるいは単にゲーマーとして避けては通れないゲームだった。
それほど興味深い対象だったにも関わらず、私がDownwellを購入・プレイしたのは2020年に入ってから。実に5年経過している。
しかし5年経ってからプレイしたことで見えてきたものもある、今このゲームを遊ぶと何が見えてくるのか。
秀逸なアイデア
Downwellの核となるのは やはり「ガンブーツ」だろう。
ジャンプ後に足元を攻撃する「ガンブーツ」の要素は極めて秀逸だ。これらは単に攻撃としてだけでなく滞空などの防御的な使い方も可能で、また操作系統もシンプルになるなど良い事ばかり。
もっぴん氏はこれについて宮本茂氏の「アイデアとは複数の問題を一気に解決するもの」という言葉を引用している。
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Hunt:Showdownは1年半でどう変わったのか【祝!正式リリース】
2019年8月27日、Hunt:Showdownが正式リリースされた。
ゲームジャンルとしてはPvPvEシューター。
舞台は南北戦争後のアメリカ、突如として人々を怪物化させる異常現象が発生し、"ハンター"達は怪物を狩って賞金を稼いでいる時代。プレイヤーはモンスターが徘徊するルイジアナで他プレイヤーを警戒しつつ、ボスモンスターの証を持ち帰らなければならない。
PvPvEだが実際はPvPがメインでPvEはおまけと言っていい。ボスモンスターを探す過程で敵プレイヤーを見つけては殺し合うのが このゲーム最大の魅力だ。
Huntの記事は過去に執筆済みだが、その頃から正式リリースまでに度重なるアップデートもあり 当時の不満点も大幅に改善されている。
なので今回は 正式リリースに至るまでに何が変わったのかを紹介していきたい。
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ゴリラ、ヒト、ヒト。 "APE OUT"【ゲーム雑記】
最近は暑くなってきてPCが悲鳴を上げ始める季節だが、皆さんいかがお過ごしだろうか。今年のSteamサマーセールは混乱そして失敗に終わったが、私はGameMaker2と共に二本のゲームを購入し、なかなか満足している。あとRocket Leagueに復帰した。
で今回レビューしていくのは "APE OUT"
ここ最近のDevolver Digitalから出たタイトルの中でも このAPE OUTは、かなり秀逸でスタイリッシュな作品だ。 何がスタリッシュかといえば、このゲームを構成している要素すべて。
ここまでハッキリ言ってしまうと誇張に聞こえるが 全部しっかりと説明していきたい。
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Game a Week やってみる
今までいくつかのゲームレビューを載せてきたが、ゲーム作りの記事を載せるのは初めてだ。
もともとセールで格安だったGameMaker1.4を使ってゲーム制作をしていたのだが、今年のSteamサマーセールでGameMaker2を購入し 本格的にゲーム制作をやってみようと「Game a Week」にチャレンジすることにした。
詳しくない人向けに説明すると、Game a WeekはゲームスタジオVlambeer *1のイスマイル氏が提唱した "1週間に1本ゲームを作る"ことでゲーム制作の経験を深める方法。
「毎週作る」「完成したらリリースする」「作り終えたら修正はしない」「似たようなものを作らない」「振り返りをする」と しっかりとした定義・ルールがあり、これを続けてゲーム制作を学んでいく。
インディーゲームDownwellの作者もっぴん氏は このGame a Weekでゲーム制作を学び、Downwellに発展・完成させたことで有名だ。
調べていくうちに Game a Weekに興味を持ったわけだが、記事執筆時点ですでに1本ゲームを完成させている。それを紹介していこう。
*1:Nuclear Throneなどを手掛けたゲームスタジオ