西部を開拓しよう! "Outlaws of the Old West"【ゲーム雑記】
最近、ヴィクトリア朝・19世紀を舞台にした物語や西部劇にハマっている。
映画で言えば、タランティーノの西部劇2作やコーエン兄弟の「バスターのバラード」は面白かったし、前回紹介したHunt:showdown もその手のゲームだ。
ということで今回は 3月12日に発売されたOutlaws of the Old Westをレビューする。
ジャンルは 西部劇オープンワールド サバイバル、開発は「ARK:Survival Evolved」や「The Mean Greens」に携わったVirtual Basement LLC。
アーリーアクセスなので ゲームとしてはまだまだ未完成、1年かけてバイオームや衣服、動物、NPCなど様々な要素が追加されていくらしい。
私は当初 このゲームをクソゲー認定していたのだが ちゃんと遊んでみると Outlawsが持つ魅力に気づかされ 面白さを再認識した。
今日はそれについて 述べていこう。
サバイバルというよりは西部を開拓していくゲーム
Outlaws of the Old West は 144平方kmの広大なフィールドでサバイバルしつつ開拓していくゲームだ。マップには草原・雪山・荒野など 様々な環境があるので 好きな場所を居住地にしよう。
ゲーム内では「釣り」「狩り」「料理」「建築」など基本的なことは全てできる。
▲もちろん 裁縫 や 銃器の製造もできるようになるぞ!
資金や資材がたまってきたら 鶏小屋・豚小屋を建てて 畜産を始めてみたり…
地下炭鉱へ行くための設備を買ったり、その炭鉱で敵と戦いながら金を掘ったり…
掘った金を精錬して売却し、また新しい設備(駅・銀行・理髪店)を買う…
このように Outlawsは何もない土地を開拓していく マジの西部開拓ゲーだ。
ある程度開拓したら 駅を使って 遠く離れた土地も開拓させようとする 144平方kmのマップを余すことなく使ったゲームシステムには脱帽する。
もちろん西部開拓に危険はつきもので、野生動物だけでなく定期的に現れるNPCギャング達にも注意しながら治安を維持していかなければならず、逆に飼っている動物をいじめたりしてモラル値が下がると 賞金稼ぎたちが自分を殺しにくる。
こういうのどう?好き?
ゲーム開始からの流れ
序盤の流れが気になる人もいるだろうから ちょっとだけ見せる。
初回プレイ時はキャラクリから始まる。後々オシャレするので見た目には気を配る。
▲ヒゲの種類がやたら豊富、もちろん女性も選べる。ただし体系・顔つきは調節できない。
キャラに名前をつけて開始すると、プレイヤーは144平方kmの世界に捨てられる。
序盤は落ちてる石や木を拾って、斧やツルハシを作って、それでまた石や木を集めて、ワークベンチを作って…といった工程がサバイバルゲームの常で、Outlawsでも同じように進めていく。
しばらく遊んでいて気づくOutlawsの良さ。クラフトに必要な素材は簡単に手に入るし、レシピもシンプルにできている。そのため序盤からクラフトがサクサクと進んで快適(かと言ってヌルゲーなのかというと そうでもない良いバランス)
建築は自由度を高めに設定してあり 原木で作ると若干チープに見えるが、ある程度ゲームを進めると レンガや製材によって綺麗な家も建てられるようになる。
▲家の土台を作ったら、あとはプレイヤーの建築センス次第
▲西部劇だから もちろん馬にだって乗れる、捕獲に必要な投げ縄は序盤で簡単に作成できた。
ゲームを始めてから 家を建てたり、馬を手に入れるのに そこまで時間はかからないため カジュアルにゲームを楽しみたい人には かなり嬉しい仕様だろう。
Outlawsにはオンラインプレイもあり 50~100人単位で遊べるサーバーがうじゃうじゃ建っている。PVPも可能で、ゲームシステムがシンプルなのは潰し合いが発生するため(PVPが嫌な人はPVE鯖で遊ぼう)
しかし バグも多い
アーリーアクセスで仕方ないとはいえOutlawsはこれで損してる。常に壁や床に埋まる危険性があるのはめんどくさいし、場所によっては完全に詰む。
アイテムが動かせなくなったり、動物が宙に浮いたりなど 細かいバグをある程度 我慢できれば、このゲームは十分に楽しめると思う。
あぁ~ オラ毎日楽し
ちなみに、アーリーアクセス終了後には値上げされる予定。