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ハンティングサバイバルFPS…? "Hunt:Showdown"【ゲーム雑記】

最近シューティングゲームと言えば「バトルロイヤル」が大変流行っている、
PUBGやFortnite、Apex Legends などなど… タイトルは多数あるが、それぞれ特有のゲームデザインでプレイヤーを飽きさせない。
しかし私はというものの いずれのタイトルも 長続きせず乗り遅れてしまった……。

というかFPS自体に そこまでハマってない気がする。
PAYDAY2みたいなCoopゲーは死ぬほど遊んだが、虹六もOWも 長続きしなかった。
BF5 も買ってから まったく遊んでいない…(どれも面白いんだけどね…)

 

 

……実はそんな中 半年近く遊んでいる 対人FPSタイトルがある。
それがこちら

store.steampowered.com

「知らない」という人もいれば、「知ってるけど買ってない」という人もいるだろう。

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今回はこのHunt:Showdownを紹介する、ただ今回は全面的にこのゲームを肯定するものではなく 問題点もあげていくので 購入の判断にしてもらえれば幸いだ。

結構長めの記事なので注意。

 

ざっくり説明

ゲームジャンルは PvPvE で、現在2つのモードが遊べる。
別のプレイヤーとチームを組み(あるいはソロで)モンスターや敵プレイヤーを狩る"Bounty Hunt" と、バトロワ形式で武器や装備を集めつつ 最後の一人になるまで戦う"Quick Play"だ。

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舞台は 19世紀 ゾンビだらけのルイジアナ

Hunt:Showdownの特徴は 何と言っても その世界観だ。

戦いの舞台となるのは"南北戦争終結後のアメリカ合衆国ルイジアナで、湿地帯や原生林などの美しい大地と 19世紀の文化や建物が混ぜ合わさっている。

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しかし原因不明のパンデミックによって ゾンビや怪物が大量発生しており そのため かつては活気があったであろう街や施設は 全て無人と化している。f:id:IKSM_pasta:20190307043944p:plain

ではプレイヤーは そんな場所で何をするのか…?
ざっくり説明すると プレイヤーは賞金稼ぎとなり、どこかにいるボスモンスターを探して狩り、その証を持ち帰ってくる というもの。
ボスモンスターの証には 大変な価値があり 賞金稼ぎたちはそれを収入源に暮らしている(次の狩りのための資金にもなる)

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「……あれ? これただのPvEじゃね?」と思った方もいるかもしれない。

基本的なルールは 上記の通りなのだが、ここに対人要素(PvP)が入ってくる。ボスモンスターの証を奪おうと 別の賞金稼ぎたちが 無慈悲にも攻撃してくるのだ。

プレイヤーは他のプレイヤーから殺されないように反撃もしくは逃走する必要があり、最後まで気が抜けない(もちろんゾンビにも注意しなければならない)

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「ハンター同士 協力すればいいのに…」と思うかもしれないが、ハンターからすれば人数が増えるほど 自身がもらえる賞金は少なくなり損となる賞金を支払う側も ハンターに払う賞金は少ないほうが嬉しい というように 世界は上手く回っているのだ(悪い方向に)

 

19世紀なら もちろん武器だって…

時代設定が "19世紀"なので ゲームで使用する武器も その年代のものになる。出発する前にハンターは武器を買い揃え、万全の体制で狩りに挑むのだ。 

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武器はピストル・ライフル・ショットガンなど多岐にわたり…

コルトのリボルバー・ショットガン、ウィンチェスターなど西部劇でよく見るものから

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ランクを上げていくとモーゼルクロスボウモシンナガンなどが使えるように

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ハンターのレベルを上げて スキルをとれば ファニングだってできるようになる。

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あと 時代の関係上 フルオート武器が少ない。 そのため油断しがちだが ショットガンやクロスボウなど 距離や武器によっては一撃死もあるため、普段遊んでいるFPSとは違った緊張感が流れている。

ハンターたちは選んだ武器に合わせて、得意な距離で戦わなければならない。
ちなみに こういうゴリ押しもできたりするぞ!


youtu.be

勝てば大儲け 死ねば全てを失う… 

Hunt:Showdownは 良くも悪くも 他のFPSより緊張感が高い

その理由は簡単で、死んでしまうと キャラ・装備をロストしてしまうからだ。

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こんなにカッコいいおじさんも…

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死んでしまえば 消え去ってしまう。
一生懸命 育てたハンターでも消える、復活はなし。

そのためプレイヤーは他のハンターに対して敏感になる、Hunt:Showdownは 他のゲームと違い、残り人数はおろか他ハンターがいるかどうかすら表示されないため、見えない敵に悪戦苦闘する。
プレイヤーが 他のハンターを目視以外で認識する方法は"音"だ。

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音は嘘をつかないため プレイヤーは自然と音にも敏感になる。
「向こうで足音がした」「あっちから銃声がした」「少し奥で動物が鳴いた」というように……もちろん音を出さないよう静かに行動するのも重要だ。

そしてプレイヤーにとって怪物たちも しっかりとした脅威だ、モブだからと言って舐めてかかると痛い目を見る(というか死ぬ)
怪物のほとんどは銃で簡単に倒せるが、発砲すれば 銃声で別のハンターに位置バレしてしまうので 皆ナイフなどを使ってゾンビを処理している。あるいはそれをまったく気にせずに進める者もいる。

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Hunt:Showdownがいかに緊張感の高いゲームか分かってもらえただろうか。

このゲームデザインとキャラロストは 慣れれば それほど痛いものではなくなってくるのだが、合わない人も多い。

面白いが 万人にオススメできるゲームではない

ここまで紹介してきたが、この記事を見ているあなたに このゲームをオススメできるかと言われると あまり自信はない。
FPSバトロワだってプレイ人口こそ多いものの人を選ぶわけだが Hunt:Showdownはより人を選ぶゲームだ。面白いのだけれども。

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グラフィックもいいし、世界観も良好ではあるが それだけでオススメはできない。ゲームはやっぱり「ゲームとして面白いか」が一番大事だ。


いい面ばかりでなく 問題点も紹介していこう。

  • 過疎ゲーでこそないものの、大手タイトルに比べるとプレイヤー数は少ない(同時接続は1000人~2000人前後)
  • 時間帯によってはマッチングに時間がかかる(数分ほど)
  • ランク≠腕前なので ランクシステムがまったく機能しておらず、始めたばかりの初心者が上級者に狩られ続ける
  • チュートリアルがなく、キルカメもない

以上のことを踏まえて、合う人には間違いなく合うゲームだ。
値段も安くはないので、よ~~~く考えて買うかどうか決めなさい!


youtu.be

ではさらば。